前立腺ラボトップ > 進行度・病期についてT3とT4 - 前立腺がんのTNM分類

T3とT4 - 前立腺がんのTNM分類

ステージを表す指標

医療機関では前立腺がんのステージを表す指標が用いられています。
T3T4といった指標はその前のT1やT2といった段階と比べ、より深刻な病状を表します。
ではT3とT4とはどんな状態を示すものなのでしょうか。

がんの拡散が認められるT3

T3は前立腺被膜を超えて腫瘍が進展している状況のことを指します。
T3aは被膜外へ腫瘍が進展している状態、T3bは精嚢に湿潤する腫瘍を表します。つまりT3からはガン細胞が前立腺だけではなく、近くの臓器に拡散しているということになります。

T3段階に入っているので放射線のみの治療では根治が難しいということになるでしょう。
特にT3bのように精嚢に湿潤している腫瘍の場合には、精嚢もともに摘出することが必要になります。

精嚢は精子を生成している器官ですから、その場合子どもを作るということは難しくなるでしょう。

がんの転移が認められるT4

T4の段階になると精嚢以外の膀胱頸部、外括約筋、直腸、挙筋、または骨盤壁といった隣接組織に浸潤する腫瘍となります。つまり他の臓器に転移している状況となります。

T4は転移が認められる症状の中で最も軽いものです。
しかし、T4段階の場合には手術のような手段を取ることは難しく、投薬治療などに頼らざるを得なくなります。
この前立腺がんは比較的穏やかなガンであり、T4程の段階であれば処置後生存する確率も非常に高いです。
それでも油断は禁物です。

T3やT4段階だと診断されたら、真剣に治療に取り組みガンを根治できるように全力で努力を払うようにしましょう。

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