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前立腺がんの最新治療「重粒子線治療」

重粒子線を用いた治療法

前立腺の重粒子線治療は、重粒子線を用いた療法です。放射線には2つの種類があります。電磁波と粒子線です。

重粒子線は粒子線の一種で、X線やガンマ線、あるいは陽子線にない特徴があります。
放射線のエネルギーがピークになる位置を調節できるのです。
この特徴を活用し、放射線をがん細胞にあてるときに最大にし、それ以外のときは弱くすれば、前立腺のまわりの組織や神経を傷つけることがありません。

X線やガンマ線を人体に照射した場合、体の表面で放射線量が一番大きくなり、体内に進むにつれ、放射線量は減っていきます。重粒子線はこれとは逆の性質を持っており、通常の放射線療法より、後遺症などが少ないと言われているのがメリットでしょう。

高い殺傷能力も特徴の一つ

重粒子線にはもう一つの特徴があります。それはがん細胞の殺傷能力が高いということです。
X線やガンマ線、陽子線にくらべて、2倍から3倍の殺傷能力があり、がんの種類によっては8倍の殺傷能力を示すこともあります。

重粒子線の臨床試験は、長い期間実施され、通常の手術や従来の放射線療法よりも効果が高いことが確かめられました。重粒子線治療の効果は実際に素晴らしく、ある研究所では、この療法を受けた方々の5年生存率が91%になっています。

健康保険が適用されない治療

ただし、重粒子線治療は保険を使うことができないので、患者さんが全額負担することになります。
その金額は、300万円以上です(ただし、入院などの費用は保険を使うことが可能です)。この点が治療を検討するデメリットとなってくるでしょう。

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