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分子標的薬-前立腺がんの治療

分子機能を抑制のよりがんの増殖を防ぐ

分子標的薬と呼ばれる薬を使った前立腺がんの治療があります。
分子標的薬は、がん細胞にみられる分子にターゲットを合わせ、薬の働きにより、その分子の機能を抑えることで、がんを治療していきます。
がんの治療の場合、がんの増殖や転移に必要になる分子が標的とされます。

従来の抗がん剤は、細胞の傷害を狙うものでしたが、分子標的薬は、細胞の増殖に関係がある分子に働きかける力があります。そのため、従来のものより副作用や合併症、後遺症が少ないというメリットがあります。
分子標的薬には、低分子化合物とモノクローナル抗体があります。

進行性の前立腺がんに有効なMDV3100

特に、分子標的薬MDV3100と呼ばれるものが、進行性の前立腺がんに有効であることが臨床試験を通して判明しました。MDV3100は、予後が不良で、治療の選択肢が限られている患者さんのがんを小さくする力があります。

この薬を使った患者さんのPSA値は減少したことが確認されました。
さらに、骨に転移したがんを安定化させ、血液中のがん細胞の数を減少させたことも分かりました。
参加した患者さんのおよそ半数以上の方々のPSA値が下がり、22%の患者さんのがんが小さくなりました。

MDV3100の副作用

分子標的薬MDV3100には、副作用もありましたが、それらは比較的軽いものでした。
実際に現れた副作用は、吐き気、便秘、下痢、食欲不振といったものです。

分子標的薬の中には、深刻な副作用が出るものもあります。そういった薬にくらべて、分子標的薬MDV3100は安全性が高いと言えるでしょう。

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