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前立腺全摘出術について

余命が考慮される前立腺の全摘出手術

前立腺の全摘出手術は、原則として前立腺がんが転移していない時に行われます。
転移していないとは、がんが前立腺の中にとどまっている状態のことです。

前立腺の全摘出手術の場合は、余命も考慮されます。普通は余命が10年以上と予想される場合に実施されます。
高齢者の場合で、手術が体に大きな負担をかける場合は、摘出手術は行われないことがあります。

前立腺の手術には、2つの種類があります。下腹部を切開する方法と、肛門と陰嚢の間を切開する方法です。
他に腹腔鏡を用いた方法もあります。切開する方法では、前立腺と精嚢腺、骨盤内リンパ節を摘出します

前立腺全摘出術の内容

前立腺の手術には通常3~4時間かかります。術後に問題がなければ、8~10日で退院できます。
5年後のがんの消滅率は、80%程度だと言われます。

全摘出手術には、保険が適用され、費用は32万円程度です(病院やがんの状態によって費用は変わります)。
この手術にはいくつかの問題点があります。出血と尿漏れです。

術後の後遺症・伴うリスク

手術の前に自分の血を採血しておく貯血を行い、手術のときには自分の血を輸血しながら、出血に対応します。
場合によっては、他者の血液を輸血します。

術後に尿失禁の後遺症が起こることがありますが、80%から90%の人は3ヶ月から6ヶ月後に治ります。
10%程度の人は、少量の尿漏れが残ることがあります。この尿漏れは、お腹に力を入れた時などに起こります。
1%から2%の人には、大量の尿漏れが残る可能性があります。また、この手術により性機能は消滅します。

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