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前立腺がんと前立腺肥大症の違い

悪性腫瘍が肥大化する前立腺がん

前立腺がんと前立腺肥大症は、同じ前立腺に関する疾患ですし、同じような症状が出ますが関係性はなく、前立腺肥大症が悪化して、前立腺がんになることはありません。これは、それぞれの発症内容が全く違う為です。

前立腺がんは、前立腺の外腺に悪性の腫瘍ができ、その腫瘍が大きくなることで、尿道を圧迫し、尿の勢いが弱くなったり、お腹に力を入れないと尿が出なくなったり、尿が残っている感じがしたり、頻尿になったりします。

さらにがんが進行してくると、骨に転移して、腰や手足の痛みが現れるようになる方もいます。
最悪の場合、命に関わってくる可能性が高い為、治療が必要になります。

良性腫瘍が肥大化する前立腺肥大症

これに対して前立腺肥大症は、前立腺の内腺に良性の腫瘍ができ、腫瘍が大きくなることで、前立腺がんと同じような症状が出てきます。ただし、腫瘍が大きくなっても、周辺に広がったり、骨や他の臓器に転移したりすることはありません。

この前立腺肥大症は、老年期に性ホルモンのバランスが崩れることで発症し、50歳で50%、65歳で70%、80歳では90%の方が発症すると言われていますが、全員が治療が必要というわけではなく、発症した方のうち、4分の1程度の方のみ、治療が必要になります。

治療法にも大きな違いがある

このように、前立腺がんと前立腺肥大症は、症状の要因が違いますので、薬物療法でも投与される薬が違ったり、手術療法でも手術方法が違ったりします。

また、放射線療法はがん細胞を死滅させることが目的ですので、前立腺肥大症では行われません。
このような違いを把握しておくと、医師との相談もしやすくなるでしょう。

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