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両側精巣摘出術(特徴・メリット・デメリット等)

精巣を取り除きホルモン分泌を抑制する

両側精巣摘出術と呼ばれる前立腺がんの治療法があります。これはホルモン療法の一種です。
精巣は、男性ホルモンを作り出すところです。男性ホルモンには、役に立つ働きもあるのですが、前立腺がんと深い関係もあります。前立腺がんは、男性ホルモンによって成長します。

両側精巣摘出術は、男性ホルモンを生産する場所の一つである精巣を取り除くものです。
一度この手術を行えば、その効果は持続します。かつて日本でよく使われていた前立腺がんの治療法です。

両側精巣摘出術の内容

両側精巣摘出術は、下半身麻酔で行われます。手術の時間は30分から1時間程度です。
最も手っ取り早い男性ホルモンの遮断法と言われています。手術を受けてから1~2週間で、血液中の男性ホルモンの量が減少します。急激な減少が起こり、手術の効果が出てきたことになります。

この手術を受けた場合、1週間程度の入院が必要になります(症状によってはそれより長くなります)。
最近は、両側精巣摘出術は行われなくなっています。それは、同様の効果があるホルモン剤が開発されたためです。

両側精巣摘出術のメリット・デメリット

外来の通院ができない方(高齢者など)や治療にかかる経済的な負担を少なくしたい方に、お勧めの療法と言えるでしょう。ただし、両側精巣摘出術には、副作用があります。主な副作用は、性欲の減退、勃起力の低下、ほてり、発汗などです。

さらに、両側精巣摘出術は患者さんに精神的な不安を与える可能性があります。これは男性機能が失われることが原因と考えられます。

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