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PDE5阻害薬-前立腺がん治療による合併症(性機能障害)の治療

前立腺がんの治療に伴う性機能障害

前立腺がんの治療を受けていると、患者さんの性的な機能が傷つけられたり、なくなってしまうことがあります。
これは、がんの治療が前立腺に強い影響を与えるためです。

前立腺は、男性の性的な機能を担っている器官です。
例えば、精液を作ったり、射精のときの収縮の役割を持っています。
前立腺がんの治療により、性機能がうまく働かなくなると、患者さんは精神的なダメージを受けます。
これを回復させるために使われるのがバイアグラなどのED治療薬です。

PDE5阻害薬の種類

ED治療薬には、バイアグラ、レビトラ、シアリスなどがあり、総称してPDE5阻害薬と呼ばれます。
PDEとは、ホスホジエステラーゼ5という酵素のこと。この酵素は、サイクリックGMPという物質を分解します。

GMPは、血管拡張や神経伝達に影響しています。PDE5阻害薬はGMPの分解を抑制し、一酸化窒素の濃度を増加させ、血管拡張をさせて勃起機能を改善します。PDE5阻害薬は、前立腺がんの患者さんが他の病気を持っていない場合に、使うことができます。
心臓の病気や高血圧がない時にPDE阻害薬を使うことができるのです。

肥大型心筋症の患者さんや大動脈弁狭窄症の患者さんの場合、PDEを使った時の安全性は確認されていないので、慎重に投与する必要があります。

性機能障害は放射線療法でも起こる得る合併症

前立腺がんの放射線療法によって、勃起機能の障害が起こることもあります。
こちらは他の療法にくらべて頻度が小さいのですが、まったく起こらないというわけではありません。
放射線療法によるEDにもPDE5阻害薬が用いられます。

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